危うく仮想通貨の全資産をなくすところだった。今回は実体験を元に書いています。
本当怖かったね。けどある程度の知識に救われたね。
うんうん。
突然詐欺師はやってくるので皆さんも気をつけてくださいね!
WalletConnectとは?
QRコードスキャンまたはディープリンクを使用して分散型アプリケーションをモバイルウォレットに接続するためのオープンソースプロトコル。
簡単に説明するとモバイルのブラウザ上からDApps(分散型アプリケーションの略称)とウォレットを繋げてくれます。そうする事でモバイルのブラウザからもウォレットをdefiに接続できるようになります。
すごい便利ですし、仮想通貨をやる方は上記のアイコンはよく見るアイコンだと思います。
ただ、ニセサイトも多く、スキャマーも言葉巧みに誘導してきますのでニセサイトには充分気をつけてください。
公式サイトでもアナウンスされていますが、
秘密鍵やウォレットシードの単語を誰にも教えないでください。 WalletConnectアプリはそれらを要求しません。 WalletConnectサポートチームは彼らに尋ねません。 秘密鍵またはシードワードを共有すると、ウォレット内のすべてが失われます
これ!頭の片隅にでも絶対覚えておいてください!
慌てて実際に騙されかけた!
先日、あるDEFIのハーベストができなくなるという事態に直面。慌てて運営のテレグラムにて質問をしたところ、「サポートチームの仮名Aさん」という方と個別にメッセージのやりとりをすることに。運営の方は真摯な対応で状況とアドレスのみを尋ねてきて、こちらの状況を伝えました。
それを開発者に伝えると言って個別のやり取りは終わりました。すると、直後同じアイコンで同じ「仮名A」という人物からテレグラムの個別メッセージが送られてきました。
よくよく見ると、アイコンの背景の色味が若干違うくらいで後はまったく一緒です。ハーベストできず慌てていた事もあり、まったく疑わずやり取りを再開しました。
「偽物A」
ーー解決しましたか?
『私』
ーーいいえ。
「偽物A」
ーー大丈夫。心配いらない。これはAPIの問題。WalletConnectを使ってウォレットを手動で繋ぎ直してみてください。それで治るはずです(ニセのWalletConnectのリンク付きでした)
私
ーーはい
ここまでは本当に何も疑わず、言われた通りにリンクから飛びました。これ本当によくできてます。
まず背景は本物のサイトと一緒ですし、こちらのウォレットを繋ぐ画面も見覚えのある造りです。
メタマスクを使用しているのでメタマスクをクリックしました。
するとこの画面に飛びます。シードフレーズや秘密鍵を使ってウォレットをインポートしてください、と指示されます。
ここで、ん?と立ち止まれたので良かったですが、このまま打ち込んでしまっていたらウォレット内のすべての財産を盗られていたようです。運営のテレグラムに戻ってどうすればいいか尋ねると、
「本物A」
ーーまた私のふりをする詐欺師が現れている。送ってくるリンクは触らず、秘密鍵、シードフレーズは絶対に共有しないことです
と、教えてくれました。
仮想通貨界隈では様々な手口で資金を狙われますが、それは現金でもそうですよね。世の中には様々な手口の詐欺が存在します。
ここに注意
仮想通貨でいう秘密鍵とは、銀行のキャッシュカードでいうところの暗証番号です。
絶対に人に教えないように!そして絶対に忘れないように!
突然のバグが起こると焦ってしまいますが、そういう時こそ落ちつくべきだと学びました。私もYouTubeやTwitterなどで仮想通貨に詳しい方達の〝絶対に教えない〟というアドバイスを見ていたから立ち止まれました。そういう感覚で接していれば簡単に資金を奪われる事もありませんしとても楽しい世界です!
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