携帯が壊れて変えたいけど、今変えるならどこが1番安いのかなー?
ぶっちゃけ3月から始まる新料金プラン待った方がいいのかな?
ちょうど俺も今使っているiPhoneの調子が悪くなっていた事もありシミレーションをかねて大手3社を回って新料金プランの比較、見積もり調査をしてみました〜!!!
ドコモの「ahamo(アハモ)」、ソフトバンクの「LINEMO(ラインモ)」、KDDI(au)の「povo(ポヴォ)」として、今年3月から大手3社が始める新料金プランが出そろった。
それぞれ、ネットでの情報を見る限り、特徴があるものの明確な差があるようには思えない。
今後、この新料金プランを軸に乗り換えや機種変更を予定されている方の参考にしていただければ幸いだ。まず新料金プランについて各社共通している部分に触れていきたい。
各社共通事項
- 内容はサブブランドのようなイメージだがあくまで新料金プランという位置づけ
- オンラインのみの手続き
- 新規契約になる
- 通信品質についてはメインブランドと同様
- キャリアメールアドレスの提供が廃止
①各社新料金プランという位置づけで行う
今で言うソフトバンクの「Y! mobile」やKDDIの「UQmobile」に似た内容を新料金プランとして行う。
②各社店頭での手続き等は行わず、オンラインのみの手続きで契約を行う
何かトラブルがあった際もオンラインでのやり取りになる。
③新料金プランという事だが、あくまで契約自体をしなおすという事になるので、これまでの契約はリセットされる
そのためこれまでメインブランドとの補償契約や割引サービス(※一部例外あり)は基本的にはなくなる。
現時点では例えばiPhoneを使用している場合、補償をつけたかったら自身でapple careなどに加入しなければならない。1月時点、各社新料金プランの補償についての説明はない。売り場ではないと思ってもらった方がいい、という説明が多いのでこの辺が改善された場合、選定基準も変わってくるかと思われる。
※docomoの”ahamo”に関して、12月の発表時点で【みんなドコモ割引】の回線数にカウントされないとされていた。しかし、1月14日井伊基之社長のグループインタビューで”ahamo”契約者も回線数にカウントされると一部変更となった。【みんなドコモ割】では家族で2回線契約していると500円、3回線契約していると1000円を割引く。ahamo契約者自身は割引はされないが、契約者以外の家族でドコモを使っている場合は割引が適用される。
④通信品質については各社メインブランドと同様のものとなる
⑤キャリアメールアドレスの提供がなくなる
つまり、これまで受けている割引サービスや保証を継続したい方や、店頭での有人サービスを受けたい方は変更しない方がいい。
とはいえ、この新料金プランを利用した場合、かなり安くなる事は事実だ。次に各社それぞれの新料金プランの比較を行いたい。
3社料金比較表
ahamo(2021.3/26~開始) | LINEMO(2021.3/17~開始) | povo(2021.3~開始予定) | |
月額料金 | ¥2,980 | ¥2,480 | ¥2,480 |
国内音声通話 | 無料 (5分以内) 5分以降: 30秒20円 | 国内5分以内のかけ放題のオプションは月額¥500/ 追加は 30秒ごとに20円 | 国内5分以内のかけ放題のオプションは月額¥500/ 追加は 30秒ごとに20円 |
通話かけ放題 | 月額¥1,000 | 月額¥1,500 | 月額¥1,500 |
データ使い放題 | 20GB (5G対応) 追加: 1GB500円 (超過時の速度/最大1Mbps) | 20GB (5G対応) 追加: 1GB500円 (超過時の速度/最大1Mbps) | 20GB (5G今夏対応予定) 追加: 1GB500円 |
特徴 | 海外82か国の地域でデータ通信が追加料金なく使用可能 | ソフトバンクの「アメリカ放題」に対応。アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島で通話もネットも無料でし放題のサービス。LINEアプリの通信はデータ容量を消費せず。 LINEスタンプ使い放題(夏以降の適用) | トッピングができる事が売り。200円で「データ使い放題24時間」となるトッピングが第一弾とのこと。「2時間ムービー見放題」「24時間SNS使い放題」などを追加していく予定。海外ローミングについては内容を検討中。サービス開始前に詳細を発表。 |
上記の通り、金額面だけで言えば本当に微差だ。
- 様々な国に行く予定がある方は「ahamo」
- LINEをメインに使っている方は「LINEMO」
- 通話はいらないからなるべく安くという方は「povo」
そのくらいの選択基準しかない。
5G対応機種のおすすめは?
「LINEMO」のLINE使い放題に関して言うと、そもそもLINEトークは20万通~40万通、LINE通話なら約55時間で1㎇しか使用しないのだからあまりメリットとも言えないが……。
これ以外にもし選択基準があるとしたら……
5G対応という部分になってくると思われる。KDDIの「povo」に関して言えば今夏からの対応なので、今すぐ携帯を変えなきゃいけない事情がある方が5G対応機種に変えてしまった場合、3月に新料金プランには切り替えられない。
俺のように携帯の調子が悪く携帯を変えなきゃいけない事情があって、どうせならiPhone12や5G対応の機種に変えたい方は現状で言えばドコモかソフトバンクをオススメ。
仮にauを選択した場合、3月からこれまでの大容量プランを値引きした使い放題MAX5G/4G月額6,580円が始まるが、やはり安さという意味ではサブブランドの新料金プランの方が安い。
なのでその辺は注意した方が良さそうだ。それなら新料金プランが実施されるまで携帯を買わない方がいいの?と思ってしまいそうだが、現状で言えばそんな事はなさそうだ。
ひとつだけ気をつけないと行けないのがSIMロック解除の問題だ。ドコモはSIMロック解除に関して緩和されたので即日でも行えるが、ソフトバンクに関しては101日間(端末を一括購入している場合は即日でも可能)はSIMロック解除を行えない。SIMロック解除を行わないと新料金プランにスマホを持ち込んで使用できない。なので、3月から新料金プランを使いたい方で携帯をSoftBankで変える方は早めに変えておく方がいい。
新料金プランキャンペーン情報
新料金プランに関するキャンペーンだが
ahamo
ahamo開始前日(3/25)までに先行エントリーし、5/31までに契約した方を対象にⅾポイントが3,000ポイント貰える。
povo
povo開始前日までに先行エントリーし、5/31までに契約した方を対象に3,000相当のaupay残高が貰える。
LINEMO
3/16までにエントリーし、5/31までに契約した方を対象に3,000相当のPayPay残高が貰える。
さらに新料金プラン=サブブランドにiPhoneをはじめとする人気の最新機種が取り扱い機種としてラインナップされる可能性は低いと思われる。
そうしてしまえばメインブランドの客が軒並み流出してしまうし、これまでのサブブランドの流れだとその可能性が高い。
そう考えれば、今現在の端末価格の割引を需要した上で3月に新料金プランに切り替えても一緒なのではないか。
そもそも現在のスマホの価格という意味ではどこで購入してもそこまで大きな差は出ないという現実もある。
実際、どこの携帯屋でも「今はMNPをしてキャリアを変えても2万円程度の差しかないんです。私なんかはめんどくさくて渡り歩くのはやめましたよ」(携帯屋店員)と耳にする。
かつて、キャリアからキャリアを渡り歩いてキャッシュバックや商品券などをゲットできた時代もあったのにな〜!
今はどこのキャリアに移ったとしても大体2万円前後の割引となっている。iPhoneに関して言えば、1月現在キャリアによって下取りポイントが若干異なる。
※例えば1月現在のiPhone XR 128GBの場合
- au 24,200円相当のPontaポイント
- ドコモ 27,600円相当のdポイント
- SoftBank 26,400円相当のPayPayボーナス付与
3社とも大差はないね。
例えばiPhone12 Proを36回払いで契約し、後に新料金プランに切り替えた場合、月々端末台の支払いが3,000円弱+2,980円としても6,000円弱となる。かけ放題をつけたとしても7,000円弱。
様々な懸念も指摘されてはいるが、今現在月々1万円弱を携帯代に費やしている事を考えれば、“新料金プラン”はやはり魅力的である。