人気のある銘柄やNFTを購入しようとメタマスクのイーサチェーンでDAPPSに繋いで決済しようとしてもまったく処理が進まない……、そのまま半日待っても処理が終わらない、、、
そんな経験をされた方も多いと思います。
今回は、「メタマスクのトランザクション詰まりの解決方法」になります。
結論から言いますと…
トランザクションが実行されてしまっていると、基本的にはトランザクションの実行が終わるまで待つしかありません。
「アカウントをリセットする」「アカウントをインポートしてウォレットを復元し直す」という対処方法があるという方もいますが私はそれでpendingの状態から復帰できた事はありません。
それもそのはずでメタマスクはあくまでブロックチェーン上で起こっている事を表面化しているだけなのでアカウントを消そうが発行されたトランザクションは実行されます。
《アカウントのリセットをしても、アカウントを復元し直してもトランザクションは詰まったまま》です。処理はブロックチェーン上で行われている事で、メタマスクの中で行われているわけではありません。
では、どうするか?
《より高いガス代を払ってトランザクションを上書きする》この方法で詰まっているトランザクションを上書きして掻き消すしかありません。
ただし、トランザクションが実行されてしまっているとこれを行おうとしてもトランザクションエラーとなります。では、実際にトランザクションを上書きする方法になります。
トランザクション上書き方法
①ETHERSCANをクリックして状態を確認します。下の方に進むとTxn hashと数字の一覧が並んでいますので処理中で詰まっている箇所のTxn hashの数字をクリックします。
②Statusを確認します。処理が詰まっている状態だとpendingとなっています。pendingになっているトランザクションの下の方に進んでいくとClick to see Moreとあるのでクリックします
③Nonceという箇所の数字をメモします。いくつもトランザクションが詰まっている場合、Nonceの順番通りにトランザクションは処理を行うのですべての番号をメモしておきます
④設定を開いてトランザクションナンスをカスタマイズをドラッグしておきます
⑤送信をクリックします。自分のアカウント間の送金をクリックして自分のアドレスを選択して0と入力します
⑥ガス代の見積もりという部分の数字をクリックしてガス代を高を選択します。手数料を確認して良ければ保存をクリックします
⑦最後にナンス編集をクリックし詰まっているナンス、今回の場合ですと28になりますので28と入力して保存して送金します
⑧それ以降もトランザクションが控えているようでしたらひとつひとつこの方法で上書きして消したほうがいいです。ひとつ処理されたら次のトランザクションに進むので上書きして消しておけばその処理は行われません
以上がトランザクションの詰まりを解決する方法になります。
トランザクションが詰まると本当にイライラします。
トランザクション詰まりを警戒して、あらかじめガス代を積んでトランザクションを行う事である程度は回避できます。ただ毎回毎回高いガス代を支払うというのもシャクですよね。
また、一度通したトランザクションの処理速度が遅い場合もアクテイビテイを確認してガス代を追加で支払ってスピードアップもできます。
ある程度トランザクションが実行されてしまうと待つ事しかできないので、スピードアップを行う際も早めに行なった方がいいかもしれません。
また、イーサのガス代に関してですがこれも詳細にデータを取るともっと絞れるのですが基本的には使う人が少ない時間帯が安くなっています。
体感的にはアメリカが寝ている時間、日本のお昼14時あたりが安いように思います。その辺もまた記事にしてみます!
それでは、また!
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