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「苦情の手紙投函編」
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第三話はこちら
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「和解!と思ったら…」
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第四話はこちら
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「再開した嫌がらせ」
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近隣トラブルが殺人事件に発展
5月4日、『部屋がうるさく我慢の限界』と隣室の男性2人を殺害しようとしたとして、蛭田静治(60)容疑者が殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。事件が起こったのは同日、午後8時15分頃。共働きの家庭なら夕飯時と言ってもいいくらいの時間だ。
蛭田容疑者は部屋の壁をドンドンと叩いた後、『出てこい、ぶっ殺すぞ』と隣室に押しかけた。応対するために出てきた小林勝之さん(38)の腹部を突然刺し、その後出てきた小林さんの父親の頭をハンマーで殴って殺害しようとした。腹部を刺された小林さんは亡くなってしまった。
事件当時、小林さんは奥さんと子供と父親が住む東京都足立区のアパートを訪ねてきていた。蛭田容疑者は『1年くらい前に引っ越してきて、休みの日になると子供の声や走る音がうるさく我慢の限界だった』と供述しているという。
我が家の近隣トラブルは未だに継続中
本当にショッキングな事件だ……。近隣トラブルの恐ろしさを改めて垣間見た気がする。我が家でも、近隣トラブルが未だに続いている事もあり他人事には思えない。
- 4月27日 昼12時ごろ
- 5月4日 昼12時ごろ
- 5月5日 朝9時ごろ
立て続けに警察官が我が家に『子供さんの足音がうるさいと通報がありました。うるさくされてませんか?』と訪ねてきた。
4月27日、5月4日に関してはオートロックごしではなく、直接玄関を訪ねてきている。協力する住人がいれば、警察官はオートロックをすり抜けて実際に騒音が出てないかドアの前で確認をする。だが、騒音は出ていなかったのだろう。
5月5日に訪れた警察官は『また通報がありました。うるさくはされてませんね。了解です』とオートロックのインターフォンで、10秒程度の応対で帰っていった。
嫌がらせをしている住人は前回ウチのドアを叩きにきた事から管理会社から最後通告を受けたはず。それもあってか管理会社からは苦情の電話は来ない。が、今度は立て続けに通報をするという方法に切り替えたようだ……。
夜中の、悲鳴や叫び声…
子供がいるのでまったくうるさくないとは言えないが、その執拗な行動が恐ろしい。さらにこの嫌がらせをしてる住人だが、夜中12時〜2時くらいに大声で叫び始める。その叫び声で目が覚める事もたびたびあるくらいだ。『やめてよ』『ギャーッ』『いい加減に◯△✖️◇〜ッ』などと意味不明に女性が叫び、何かをドンドンドンと蹴る音が響く。恐らくだが、女性がもう1人の女性を罵っているように聞こえる。
隣人の怪奇行動
そして5月3日には嫌がらせをしている住人を見かけたのだが、その時も不気味そのものだった。住んでるマンションの集合郵便受けは人が近づくと、センサーが反応し照明が点灯し、一定時間たつと自動で消灯する。夜9時ごろゴミ捨てに行き、エントランスに戻ってきた際に、ふと集合郵便受けの方を見ると暗闇の中に人がいるのがわかった。
一瞬、ゾッとした。集合郵便受けの照明は一定時間たつと消灯するが、少しでも動けば再度点灯する。つまり、郵便受けの前で身じろぎひとつせず佇んでいるのだ。気味が悪いが、少し見えやすい角度から見ると、特徴的なショートカットが浮かび上がって見えた。思わず息を飲んだ。
「こいつ……エレベーターの中に隠れていた50代〜60代くらいの目つきの悪い女性だ。」
こちらに気づいているのかいないのかわからないが、暗闇の郵便受けで何やってやがる、いい機会だから一言言うか?と思ったがあまりの不気味な様子に尻込みしてしまった……。一足先にエレベーターで自分の住む階に降りて、1階からエレベーターが何階に行くのか確認していると、行き先はやはり我が家からは2つ上の階だった。
いくらうるさくても2つ上の階にまで迷惑をかけるものだろうか。それならひとつ上の階の方にも苦情を言われるような気がするのだが……。ため息が溢れる。
引っ越しする前に『大島てる』(事故物件公示サイト)でも確認したのだが、何もなかったんだけどな……。むしろ目と鼻の先のマンションが心理的瑕疵ありってなってたのだが……。とにもかくにも、大きなトラブルに発展しないよう、本当にここらで着地点を見つけたい。
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【近隣トラブル実録⑥】嫌がらせしてくる人と鉢合わせ
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\ここまでの話まとめ/
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「トラブルのはじまり」
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「苦情の手紙投函編」
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「再開した嫌がらせ」
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